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岡山県総社市上林字皇塚に築かれている「こうもり塚古墳」です。 |
国指定史跡 こうもり塚古墳 所在地:総社市上林 指定昭和42年2月15日 |
この古墳は六世紀後半に自然の丘陵を利用してつくられた全長約100mの前方後円墳です。内部の石室は巨石を用いた横穴式石室で長い羨道とその奥の玄室とからなっています。玄室には家形の大きな石棺がおさめられています。この石棺は井原市野上町産の波形岩(貝殻石灰岩)を材料としたくり抜き式の石棺です。ほかにも陶棺や木棺がおさめられており、後期古墳に一般的な複数埋葬であったことがうかがわれます。
この古墳は大きな墳丘や内部の石室、石棺などにみられるように多くの労働力を集めることができた支配者層の墳墓であることを示しています。この古墳の出土品の一部は県立吉備路郷土館に展示されております。 |
資料は説明板を参考にしました、 |
国指定の史跡だからか石棺の手前に柵が設置してあり近くまで行くことができませんでした。羨道の処で石棺を撮影した時、上から水滴が落ちてきました(江崎古墳よりも)大きい古墳だなと実感した出来事でした。
古墳見学のあと吉備路郷土館へ、(わたし達だけでした。暑くて涼んでいるのでしょうとずばり女房にあてられはしましたが)展示物をじっくり拝見し、鬼ノ城(鬼城山)のビデオが見られるということでお願いしてみました。
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05.08.30裕・記編集 |