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岡山県総社市江崎に築かれている「江崎古墳」です。 |
(岡山)県指定史跡 江崎古墳 昭和61(1986)年4月4日指定
本古墳は、前方部を山側に向けた全長45mの前方後円墳で後円部の一部を除き周溝がめぐっています。前方部幅25m後円部径32m、二段築成で円筒埴輪をもっています。西に開口する横穴式石室は両袖式で全長13.8m、玄室長6.6m、玄室最大幅2.6mで羨道には角礫を用いた閉塞施設がよく残っています。
玄室にはこうもり塚古墳と同じ貝殻石灰岩(浪形石)をくり抜いた家形石棺があり、棺内には攪乱された状態で人骨二体分と金環一対、ガラス小玉約110が残っていました。人骨は成人男性の男性と女性でともに157cm前後と推定されています。石室床面からは獣形鏡1、耳環一対、鉄刀5、鉄鏃130以上、馬具、須恵器90以上、土師器10余など大形横穴式石室にふさわしい多種多量の遺物が出土しています。本古墳の築造は出土遺物などから、こうもり塚古墳よりやや新しい六世紀後半と考えられ、この地域最後のそしてまた吉備最後の前方後円墳のひとつとして大きな意義をもつものです。 |
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江崎古墳への案内板がよく整備されており場所は直ぐわかりました。
前方後円墳かどうかは上空からだとよくわかるのでしょうが、近くからみただけのわたしは、情けないことにそう思えば円墳部で方形がそっちかなといったくらいしかわかりませんでした。 |
05.08.24裕・記編集 |
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05.07.22撮影 |
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05.07.22撮影 |
山側が方形部で手前側が円形部なのですが・・・ |
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05.07.22撮影 |
横穴式石室に入ると家形石棺の傍までいけます。 |
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設置の説明板より・・・(発掘時の写真でしょう) |
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