せんそうじ
浅草寺

  東京都台東区浅草2-3-1に建てられている「金龍山伝法院・浅草寺」です。
浅草寺は聖観音宗の総本山のお寺です。
1950(昭和25)年に独立するまでは天台宗に属していました。
本尊は聖観音菩薩(浅草観音の名で有名)です。
また、大黒天をお祀りしている。
645(大化元)年諸国巡遊の勝海上人が観音堂を建立、開山です。夢告により本尊は秘仏とされ、以後、開帳は厳禁となっています。
平将門の乱で堂宇を焼失しましたが、安房守平公雅が祈願成就して武蔵国守になったことにより、諸堂宇を建て寺領数百町を寄せたと伝えられています。のち、たびたび火災を受けましたが、源義朝・頼朝、足利尊氏、北条氏康らの尊崇を受け再建されてきました。
江戸開幕後は、幕府の祈願所となり江戸有数の大寺となりました。
明治期には境内の大部分は浅草公園となり、1945(昭和20)年戦災により二天門(1618年建立、国重要文化財)と伝法院以外を焼失しました。
1958(昭和33)年に再建、続いて1960(昭和35)年に雷門、1964(昭和39)年に宝蔵門、1973(昭和48)年に五重塔も再建されました。
推古天皇36(628)年3月18日未明、今の隅田川に投網漁をしていた漁師の檜前浜成、竹成兄弟の網に一体の仏像がかかりそれを豪族の土師真中知(はじのまなかち)は、尊い観音像であることを知り、深く帰依して自宅を寺とし、その観音像を奉安し、礼拝供養に勤めたそうで、これが浅草寺のはじまりと云われています。
2003年浅草名所七福神巡りでお参りし撮影しましたので、この頁を編集しました。
03.01.22裕・編集
(しょうかんのん)
聖観音:
七観音・六観音の一。本来の姿の観音。宝冠に阿弥陀の化仏(けぶつ)をつけ、左手に蓮華を持つ姿などに表す。聖観世音(しょうかんぜおん)
(ぼさつ)
菩薩:
最高の悟りを開いて、仏になろうと発心して、修行に励む人。
初めは前世で修行者だった釈迦をさす名称であったが、のちに大乗仏教では自己の悟りのみを目指す声聞
(しようもん)・縁覚(えんがく)に対し、自利利他の両者を目指す大乗の修行者をいう。
弥勒・観世音・地蔵などの高位の菩薩は仏に次ぐ存在として信仰される。菩提薩
(ぼだいさつた)。大士。覚有情。
(しちかんのん)
七観音:
人々を救済するため七種の姿をとって現れた観音。
千手
(せんじゆ)観音・馬頭観音・十一面観音・聖観音・如意輪観音・准胝(じゆんでい)観音・不空羂索(ふくうけんじやく)観音。
(ろくかんのん)
六観音:
六道の衆生を済度する六体の観音。
摩訶止観は大悲・大慈・師子無畏・大光普照・天人丈夫・大梵深遠をあげる。
密教では聖観音・千手・馬頭・十一面・准胝(または不空羂索)・如意輪をあげる。

03.01.16撮影

03.01.16撮影

03.01.16撮影

03.01.16撮影
五重塔・1973年に再建 大黒天
 ・雷門 ・宝蔵門

03.01.16撮影

03.01.16撮影



矢先稲荷神社
鷲神社

吉原神社
石浜神社
不動院
今戸神社
待乳山聖天
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浅草寺
  
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