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東京都江東区平野1-13-6に建てられている「円珠院」です。 |
円珠院は、享保(1716-1736)のころ旗本永見甲斐守の娘、お寄の方が起立した後、円珠院殿妙献日寄大姉の法名で、享保15(1730)年末にこの寺に葬られました。
享保5(1720)年11月13日に画かれた大黒天の掛軸があり、木造の大黒天が安置され、境内には石造の破顔大黒天が安置されています。江戸時代から、深川の大黒天として有名。日蓮宗のお寺です。 |
2003年深川七福神巡りでお参りし撮影しましたので、この頁を編集しました。 |
03.01.22裕・編集 |
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(にちれんしゅう)
日蓮宗: |
日蓮が開いた仏教の一宗派。
「法華経」を唯一の所依とし、久遠仏への帰依と「南無妙法蓮華経」の唱題による成仏を説き、現世における仏国土建設をめざす。日蓮の死後廟所(びようしよ)とされた甲斐身延山久遠寺が布教の本拠となったが、のち日蓮宗・日蓮正宗・法華宗(本門流・陣門流・真門流)・顕本法華宗・日蓮宗不受不施派・本門仏立宗などの分派が生まれた。法華宗。 |
(だいこくてん)
大黒天: |
元来ヒンドゥー教の主神の一つで、青黒い身体をもつ破壊神としてのシバ神(大自在天)の別名であり、仏教に入ったもの。摩訶迦羅(まかから)と音写。マハーカーラは偉大な黒い神、偉大な時間(=破壊者)を意味する。密教では大自在天の眷属で三宝を愛し、飲食を豊かにする神で黒色忿怒相を示し、胎蔵界曼荼羅の外金剛部に入れられている。中国南部では床几に腰を掛け金袋を持つ姿になり、諸寺の厨房に祀られた。
わが国の大黒天はこの系統で、最澄によってもたらされ、天台宗の寺院を中心に祀られたのがその始まりといわれる。その後、台所の守護神から福の神としての色彩を強めた。 |
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03.01.15撮影 |
03.01.15撮影 |
03.01.15撮影 |
円珠院 |
円珠院内部 |
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03.01.15撮影 |
03.01.15撮影 |
(境内の)破顔大黒天 |
(円珠院内の)大黒天 |
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