天安門・故宮

  中国北京市東城区に作られている城門で、明・清代の王宮“紫禁城”の第一門「天安門」です。
※中国北京市の紫禁城内にある博物館紫禁城#故宮博物院「故宮」も見学しましたので取り上げています。
天安門広場: 東西500m、南北880m面積44万u中国最大の広場。花崗岩で舗装されている。明代に造られ、1949年の中国建国式展の際に現在の原型が整備された、1950年代に中央に人民英雄紀念碑、西に人民大会堂、東に中国革命博物館、中国歴史博物館が建設された。1976年南側を拡張し毛沢東紀念堂が建てられた(休館中との事で見れなかった)。
天安門: 毎年のメーデー、国慶節などで共産党の幹部が並んだ画像を見ますそれがここです。高さ33.7m、紅殻色の城壁に白大理石の欄干、黄瑠璃瓦の屋根で故宮(紫禁城)への入口である。
人民英雄紀念碑: 高さ37.4mの花崗岩で作られた中国最大の記念碑だそうです。1958年完成。正面には毛沢東の「人民英雄は永久に不滅である」の意の言葉があり、裏には周恩来の碑文が書いてあるという
故宮博物院: 1420年に完成し、明・清代を通じて皇帝の居所で会った宮殿。「紫禁城」と呼ばれていた。
1912年の中華民国建国以降、昔の皇宮という意味で故宮と改められた。
東西753m、南北961m面積72万u部屋数≒9000にも及ぶ。その周囲は高さ10mの城壁で囲まれており、外側に幅52m全長3.8kmの掘、護城河がめぐらされている。内側は外朝と内廷に分かれている。
外朝は典礼を行なう公的な場所、内廷は皇帝の日常生活の場であった。
現在は中国最大の博物館になっているが所蔵品は貧弱であった、蒋介石の国民党が台湾に持ち出した為だそうです。建物は十二分に見ごたえはあるが・・。
午門: 紫禁城の正門で世界最大と言われる門だそうです。南(子午)を向いているのがこの名のいわれ。1420年造られた、3つの門に通じているが中央の門は皇帝専用だった。
太和門: 午門を抜けると太和門の手前に曲水美を誇る金水河にかかった5つの橋中央は皇帝専用の金水橋を渡った正面が太和門。高さ23.8mの楼閣で太和殿へと続いている。
太和殿: 外朝の正殿で、金鑾ラン殿とも呼ばれ、高さ≒35m、幅≒64m、奥行≒35mの中国最大の木造宮殿と言われている。
1420年い建てられたが火災に遭い現存の物は17世紀後半に建てられたもの。中央7段の階段の高台には、皇帝の玉座がある
保和殿: 皇帝が年末の宴を催したり、科挙の最終試験、殿試を行なった場所。
乾清宮: 乾清門の奥、北側にある皇帝の寝室があったところ
故宮博物館を見学した時、ガイドの人に、ここにあった多くの宝物が、中華民国(蒋介石)が台湾にもっていきこちらの博物館は寂しいものになっていると云っていたのがとても印象的でした。
01.11.14裕・記編集
天安門・故宮関係地図 天安門広場 天安門広場(人民英雄紀念碑) 人民大会堂
人民大会堂 天安門(表) 天安門(裏) 午門
太和殿 故宮内広場 乾清門 乾清門
公衆便所 排水の飾り樋 仙人誘導の空想の動物が 建物の位で数が決る
博物館入口 乾清宮 景山公園の万春亭をみる
養性門 養性殿掃除中 レストランの薬用酒の瓶 何処も工事中(全部トンボクレーン)



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