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(シン)
秦: |
BC221‐BC206始皇帝が六國を滅ぼし天下統一した王朝。三代15年で滅亡(漢王朝となる) |
始皇帝: |
BC259‐BC210 名は政。BC247秦王になる、BC221天下統一し皇帝と称した(匈奴を北に追い、南は広東地方まで征服)郡県制をしき中央集権政策を強化して中国専制政治の祖型をなした。
万里の長城や阿房宮等の大土木工事を起し道路の整備、度量衡や文字の統一を図る一方、焚書坑儒による思想統制を行った。 |
始皇帝陵: |
即位と同時に70万人の囚人を動員38年かけ自らの陵墓を造ったといわれる、地下に宝石をちりばめた宮殿があり、盗掘を防ぐ為水銀の河などのさまざまな仕掛けがされているというが、後に項羽に破壊され財宝は掠奪されてしまったといわれていたが、現地ガイドの馮ヒョウさんの話では盗掘されてないと言うことです。 |
項羽: |
BC232−BC202秦末の武将。
BC209叔父項梁コウリョウとともに挙兵,秦を滅ぼし、西楚セイソの覇王と称した。劉邦と覇権を争ったが垓下ガイカの戦いに敗れ烏江ウコウで自殺。 |
万里の長城: |
中国戦国時代から明代までの間に辺境防衛の為に築かれた城壁。戦国諸国が匈奴防衛の為に築いたのが始まり秦の始皇帝が大修築を加えた。南北朝時代に北方民族の侵入の激化により現在の位置まで南に後退した。明代に現在の規模になった。東は河北省の山海関から西は甘粛省の嘉峪関カヨクカンに至る全長≒2400km。
城壁は高さ≒7.8m、幅≒5.7m |
明: |
1368‐1644.紅巾コウキン軍の中から朱元璋シュゲンシュウ(洪武帝)が台頭し元(征服王朝)を追払う。都は南京、永楽帝の時に北京に遷都。李自成リジセイによって滅亡した。 |
(ヨウ)
俑: |
墓に副葬する人形の意 |
兵馬俑: |
兵士や騎馬の将軍などをかたどった俑。
秦の始皇陵シコウリョウから出土したものが有名。
1974年に井戸掘り作業中に偶然無数の陶器の兵士や馬車が現れた。死後の始皇帝を永遠に守る為に作られた俑は全てそれぞれ表情が違い彩色されていた、現在復元作業をしている。 |
中國四大美人: |
西施(春秋)・王昭君(漢)・貂蝉(三国志)・楊貴妃(唐) |
(セイシ)
西施: |
中国・春秋時代の越の美女。
会稽カイケイの屈辱の後、越王勾践コウセンが呉王夫差フサに献じ夫差は西施を寵愛して政治を怠り、国を滅ぼしたとされる。 |
会稽の恥: |
越王勾践が呉王夫差に会稽山で負けた故事から敗戦の恥。人から受けた、忘れられない恥。 |
(セイシノヒソミニナラウ)
西施の顰に倣う: |
西施が胸を病みその苦しみからしかめた顔が大変美しかったので、里の醜女達が真似て顔をしかめたという故事から
@いたずらに人の真似をして、世の物笑いになる。
A人のしたことを真似て何かをする場合に、謙遜していう。 |
(チョウセン)
貂蝉: |
三国志演義での創作の人物ですが四大美人の一人となっている。
王允の家の歌姫で年16歳。芸にとても秀ている。王允はまず、呂布に貂蝉を与えると言い、次に董卓へ貂蝉を渡してしまった。呂布は怒ったが、王允は呂布に「董太師には逆らえぬ」といった。・・・・『三国志演義』を読んでください私は読んでいません。 |
三国志演義: |
長編歴史小説。明代の羅貫中ラカンチュウ作。120回。後漢末の魏・呉・蜀の三国の争乱から晋の統一に至る歴史を講釈の形で小説化したもの。
最古の刊本は1522年。120回本は清の毛宗崗モウソウコウの修訂のなる(1679年刊) |
(ショウクン)
王昭君: |
前漢の宮女。対匈奴和親政策の為、王女の身代わりになって呼韓邪単于コカンヤゼンウに嫁がされ、その地で死んだ。その哀話は後世文学の題材となった。 |
楊貴妃: |
719−756唐の玄宗の寵妃。
寵愛をもっぱらにし、貴妃の一族も栄位に進むなど優遇された為国政が乱れ、やがて安史の乱を招き、四川へ逃れる途中、馬嵬バカイで殺された。 |
慈恩寺: |
唐の高宗が648年、長安に建立した寺院。玄奘ゲンジョウを上座として招き、訳経院を設けて仏典の漢訳事業を行った。 大雁塔ダイガントウが現存する。 |
(ゲンジョウ)
玄奘: |
600/602−664 四大訳経家の一人。629年西域を経て印度に学び645年帰国後は訳経に従事。唯識学を紹介して法相ホッソウ宗・倶舎宗の基礎をつくった。
玄奘三蔵、三蔵法師の名で知られる。漢訳に「大般若経」「倶舎論」「成唯識ジョウユイシキ論」など76部1347巻、著書『大唐西域記』がある。 |
倶舎クシャ論: |
仏教の論書の一つ。『阿毘達磨アビダツマ倶舎論』の略称。
世親セシンの著。『大毘婆沙ダイビバシャ論』の教理に基づいて小乗仏教の教理を体系的に叙述。仏教学の基本書とされる。倶舎宗所依ショエの論典。 |
(ユイシキ)
唯識: |
仏教の唯識派の基本的な教説。一切の現象は、心の本体である識によって仮につくりだされたものであるとする。唯心。 |
唯識派: |
中観派と並ぶ、印度大乗仏教の代表的なニ大学派の一つ。現象世界を唯識によって説明する。無着・世親によって体系化され、中国・日本の法相宗の基礎となった。瑜伽ユガ派。 |
通貨の単位:
(貨幣について) |
元、角、分の3種類の単位がある。 1元=10角=100分
レートは毎日変わり’01年今回の旅行では1元≒15円でした。
一般硬貨は1元、5角、1角、5分、2分、1分の6種類
紙幣は100元、50元、10元、5元、2元、1元、5角、2角、1角、5分、2分、1分の12種類
紙幣には元ではなく圓と表記されている。毛沢東像か人民像が印刷されているようです。
元は日本の銀行では両替してくれません、中国のホテルなどで両替しました、申請書の控は必ず貰う。
ただし、元を円に再両替するときは50%しか両替できませんので両替し過ぎない事に注意が要ります。 |
京劇: |
中国の代表的古典演劇。
18世紀後半以来、各地の地方劇が北京に集まり、洗練されて大成されたもの。俳優の演技は、うた・しぐさ・せりふ・立ち回り からなり、伴奏は胡琴コキン・銅鑼ドラなどで行われ、劇は舞踊的・リズミカルに運ばれる。
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紹興酒: |
醸造酒の1つ。紹興(浙江セッコウ省東北部の都市)の産。蒸した糯米に麦麹、酒母、糯米を漬けて乳酸発酵させた水などを加えて発酵させ造る。シャオシンチュウ。→ラオチュウ。 |
(ラオチュウ)
老酒: |
(中国語)中国産の醸造酒の総称。古いものほど貴ばれるからこの名がある。特に紹興酒を指す事もある。 |
天津: |
上海・北京と並ぶ中国三大都市の一つ。渤海に臨み、中国北部最大の貿易港をもつ国内有数の経済中心地。中央直轄市。テンチン。 上海のガイド牟さんによると現在最大人口の都市は(北京・上海ではなく)重慶との事でした。 |
烏龍茶:
(辞書では烏竜茶) |
(ウーロンは烏竜の中国音。葉の仕上りの色が烏の如く黒く、形が竜の爪の如く曲がっている所から)中国茶の一種で、緑茶と紅茶の中間に位する半発酵茶。
福建省および台湾などで産する。生葉を天日で晒して葉の緑を発酵させ、炒釜で熟し揉んで乾燥したもの。褐色で特殊な香気をもつ。 |