きじばと (雉鳩) Streptopelia orientalis 別名:ヤマバト |
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平地から低山にかけて多い野生のハトでデデッポーポーと鳴く。 ハト目ハト科。
体はイエバトより小さく、翼長18-20cm。ブドウ色をおびた灰褐色で、首の両側に数条の黒帯があります。尾と翼は灰黒色、肩羽と雨覆羽の縁は赤褐色です。アジアに広く分布し、日本では北海道から奄美大島までの各地にいます。
夏季は雌雄1対、冬季は小群で生活し、森林をねぐらとし、朝夕草原や田などに出て、草木の実、昆虫などを食べ、4-6月にかけて樹上に樹枝で粗末なさら形の巣をつくり、純白の2卵を産みます。
本州の山地で繁殖するものは、冬は山麓に漂行しますが、さらに低山では周年同所に棲むこともあり、著しい移動を行いませんが、北海道で繁殖するものは、冬は大部分本州に渡ります。(わたしは食べた事はありませんが)肉は美味で狩猟鳥とされます。 |
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資料:且Rと渓谷社 フィールドのための野鳥図鑑 2000年8月25日発行 著者高木清和 本体価格1900円 より |
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さえずり |
クゥクゥスポポ、クゥクゥスポポ/クゥークゥースポポ/クークゥ、クークゥ、スポポポ/デェデーポォポゥ (こもった声でゆったりと) |
求 愛 |
クゥ、クゥクウゥ/クークウゥ、プン (弱々しく、甘い声で) |
地 鳴 き |
プゥ、プゥ、プゥ、プゥ/クゥクゥ (しわがれた声で) |
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